2025 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 スーパーバイクレース in 岡山 参戦報告書

2025 MFJ 全日本ロードレース選手権 第6戦(年間エントリー ST1000 第4戦)
開催日:2025年 10月3日(金)~5日(日)
開催場所:岡山国際サーキット OKAYAMA International Circuit (1 周=3,747mm)
ST1000・1レース制 No,4 國峰啄磨 / No,8 作本輝介
ST600・1レース制 No,22 笠井杏樹


今大会は MFJ 全日本ロードレース選手権の第6戦であり、TOHO Racing が年間エントリーしているST1000 クラスにとってはシリーズ第4戦にあたり、このクラスの年間5大会・全6レースの中では第5 レースにあたります。また、今大会を含む2戦(岡山大会と鈴鹿最終戦)には、笠井杏樹がST600クラスにスポット参戦となります。

ST1000

ST1000 予選 10月4日(土)  天候:雨 路面状況:ウエット 気温:23℃ 路面温度:22℃

No,4 國峰啄磨 1’48.023 予選 4位
No,8 作本輝介 1’47.760 予選 3位

ST1000 10月5日(日)  天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:27℃ 路面温度:38℃

No,4 國峰啄磨 決勝レース 2位
No,8 作本輝介 決勝レース DNF

ST600

ST600 予選 10月4日(土)  天候:雨 路面状況:ウエット 気温:20℃ 路面温度:20℃

No,22 笠井杏樹 1’54.815 予選 21位

ST600 10月5日(日)  天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:27℃ 路面温度:39℃

No,22 笠井杏樹 決勝レース 20位

○観客動員数:5,910人(2日間合計)


10月3日(金)フリー走行 ウエット
ST600、ST1000 ともに不安定な天候の中、午前と午後にそれぞれ1回ずつ、計2回のフリー走行が行われました。ST600 の笠井選手は、1回目の走行で 1′ 56.892 を記録し24位、2回目 1’49.339で12位となり、総合 14位でフリー走行を終えました。ST1000 の國峰選手は、1回目に1’46.424で8位、2回目は150.436で5位となり、総合8位。作本選手は、1回目に145.525で3位、2回目は1’50.016で4位となり、総合3位でフリー走行を終えました。

10月4日(土) 予選 ウエット (天候:雨 気温:23℃ 路面温度:22℃)
予選は ST600、ST1000 ともに40分間のタイムアタック方式で行われ、前日から降り続く雨によりウエットコンディションでの戦いとなりました。ST600 の笠井選手は、雨量の変化に翻弄され思うようにタイムを伸ばせず、予選 21位となりました。ST1000では、予選開始時には比較的雨が弱まっており、両選手とも序盤からアタックを開始。國峰選手は4周目に 1′ 48.023 を記録し予選4位、作本選手は10周目に 1′ 47.760 をマークし予選 3位と、今季ベストグリッドを獲得しました。

10月5日(日) ST1000 決勝レース ドライ(天候: 晴れ 気温:27℃ 路面温度:38℃)
ST1000 クラスの決勝レースは、昨日までの雨が嘘のような好天に恵まれ、12:40 から 18周で行われました。予選3位の作本選手は、スタートで1つポジションを上げて2位を走行していましたが、不本意な接触転倒により再スタートを果たしたものの、マシントラブルに見舞われ、惜しくもリタイアとなりました。一方、4番グリッドからスタートした國峰選手は、オープニングラップで発生したアクシデントをうまく回避し、1周目を2位で通過。その後、トップを追いかける展開となりましたが、思うようにペースを上げられず、それでも粘りの走りで最終的に2位表彰台を獲得しました。

ホームコースで國峰啄磨が2位表彰台!

10月5日(日) ST600 決勝レース ドライ(天候: 晴れ 気温:27℃ 路面温度:39°C)
ST600 クラスの決勝レースは 16:00から19周で行われ、笠井選手は21 番グリッドからスタートしました。スタート自体は悪くありませんでしたが、1コーナーからシケインにかけてのポジション争いで思うように前に出ることができませんでした。その後は周囲のペースにのまれてしまい本来の走りを発揮できず、最終的に20位でレースを終えました。

ST1000 No.4 國峰啄磨
予選・4位 決勝レース・2位 ランキング 3位 68.5pt
ホームコースの岡山国際サーキットで迎えた第4戦。なんとしても優勝を届けたいという気持ちで臨みました。金曜日の練習走行、土曜日の予選は雨でしたが、決勝は雨でも晴れでも戦えるようにチームとともに準備を進めていました。決勝日は晴れてドライでのレースとなり、スタートしました。
オープニングラップを2位で通過し前を追いましたが、思うようにペースを上げることができず、結果2位でチェッカーを受けました。2位表彰台を獲得しましたが、ホームコースで一番欲しかった優勝を逃してしまい、とても悔しいです。応援に駆けつけてくれた TOHO 応援団やスポンサーの皆さんには、心から感謝しています。次戦が今季最終戦となるため、今回届かなかった優勝を必ず掴み取り、シーズンを最高の形で締めくくりたいです。

ST1000 No,8 作本輝介
予選・3位 決勝レース・DNF ランキング 13位 20.5pt

前戦のオートポリスから雨の走行が続いたこともあり、事前テストやレースウィークの雨の中でも自信を持って走ることができていました。
また、岡山はチームのホームコースでもあるので、しっかり準備もできていました。
その結果、予選は3位。決勝ではスタートで一つポジションを上げ 2位を走行していましたが、接触転倒してしまい、リタイアとなってしまいました。チームのホームコースなので、本当にたくさんの方々が応援に駆け付けてくださり、啄磨と二人で表彰台に上がりたかったので、とても残念です。次が最終戦となります。気持ちを切り替えて、鈴鹿で二人で表彰台に上がりたいと思います。

ST600 No,22 笠井杏樹
予選・21位 決勝レース・20位

地方選手権で経験を積み、さまざまなことが見えてきた中での全日本選手権へのチャレンジでした。金曜日の走行から参戦ライダーたちのペースも速く、気持ちだけが先走ってしまい、慣れ親しんだはずのホームコースがいつもと違って見えてしまいました。雨の予選も、晴れの決勝も、アベレージ的にいつもより遅く、反省すべきことがたくさんありました。ですがその分、得たものも多く、次につなげられるようにしたいと思います。
また、地方戦を一緒に戦っている仲間や、TOHO 応援団、友人、そして職場の方々が応援に駆けつけてくれました。応援、本当にありがとうございました。
次戦の鈴鹿では、必ず良い走りをしてポイントを獲得し、皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。

チームオーナー・株式会社シンコウ
代表取締役 村上裕介

今回、私にとってオーナーとして初めて迎えるホームコースでのレースとなりました。ST1000 クラス予選では、國峰が4位、作本が3位と、難しいコンディションの中、両ライダーとも順調な仕上がりを見せ、決勝に向けて期待の高まる予選結果となりました。決勝では、作本がオープニングラップで接触転倒となり無念のリタイアとなりました。一方、國峰は序盤から上位を維持し、最後まで安定したペースで走り切り、2位でフィニッシュ。ホームコースで表彰台に上ることができ、チームとしても大きな成果となりました。ST600 クラスには笠井杏樹が参戦し、予選 21位、決勝 20位という結果で完走しました。数字以上に多くの経験を積み、次につながるレースになったと思います。
また、ホームコースである岡山国際サーキットには、スポンサーの皆様をはじめ、TOHO バスツアーの方や多くの方々が応援に駆けつけてくださり、感謝しております。皆様の温かい声援が、ライダーやスタッフにとって大きな励みになりました。ありがとうございました。
次戦は最終戦となる鈴鹿です。新しい体制で積み上げてきた経験を結果につなげ、勝利にこだわって全力で挑みます。

【次戦情報】


2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
第57回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿(最終戦)
2025年10月25日(土)・26日(日)開催 ST600/ST1000 1レース開催
会場:鈴鹿サーキット(三重県)

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